南アフリカ代表RWCメンバー31名決定(前編)
どうもすみすです。
南アフリカ代表(スプリングボクス)がラグビーワールドカップスコッド31名を発表しました。
順に紹介していきたいと思います。
まずはフロントローから。
※画像は左上から右下へ順に紹介
PR1(ルースヘッドプロップ)2名
スティーヴン・キッツォフ(ストーマーズ/27歳/39 caps)
テンダイ・ムタワリラ(シャークス/34歳/110 caps)
PR3(タイトヘッドプロップ)3名
トレヴァー・ニャカ二(ブルズ/30歳/40 caps)
フランス・マルハーバ(ストーマーズ/28歳/31 caps)
ヴィンセント・コッホ(サラセンズ/29歳/15 caps)
HO2(フッカー)3名
マルコム・マークス(ライオンズ/NTTコミュニケーションズ/25歳/26 caps)
ボンギ・ンボナンビ(ストーマーズ/28歳/29 caps)
スカルク・ブリッツ(ブルズ/38歳/13 caps)
…フロントローは全体的にベテランが多く、ムタワリラ、ブリッツ、ニャカニ、マルハーバは15年のRWCにも出場していますね。
ムタワリラはビーストという異名を持ち、彼がボールを持ってキャリーする時は会場のサポーター達が一斉に『ビーースト!』と叫ぶのがお決まりになってます。筆者も南アフリカ戦を観戦予定で、日本代表を応援しにいきますが、ムタワリラがボールを持った際はひっそりと『ビーーースト!』と叫ぼうと思っています笑
最注目はフッカーのマルコム・マークスでサンウルブズvsライオンズの試合では彼にモールから何回もトライされるという悲劇を味わったのが懐かしいです泣
来季は日本のNTTコミュニケーションズシャイニングアークスに加入することが決定してますので、そういう意味でも注目したいプレーヤーですね。
続いてロックです。
LO4,5(ロック)4名 左上から右下へ
RG・スナイマン(ブルズ/ホンダヒート/24歳/15 caps)
ルード・デヤハー(ブルズ/26歳/40 caps)
エベン・エツベツ(ストーマーズ/27歳/78 caps)
…南アのロックは献身的かつ強力なプレーヤーが多いですね笑
デヤハー以外の3名は日本でプレーした経験もあります。(モスタート…リコー,スナイマン…ホンダ,エツベツ…ドコモ)
身長も
モスタート198cm
エツベツ203cm
デヤハー205cm
スナイマン206cm
と巨漢揃いですね。南アフリカのFWは強く大きいと言われていますが、このロックの選手達がその一端を担ってる事は否定できませんね。
1番小さなモスタートもスーパーラグビーのライオンズ在籍時代はラインアウトキャッチ獲得率1位の実績の持ち主で油断はできません。
エツベツはコリシ(後述)が不在の際はキャプテンに任命されたりとキャプテンシーにも優れた選手で世界レベルで見ても素晴らしいロックと言って過言では無いでしょう。(ホームレスを拳銃で襲ったというニュースが流れてましたが恐らくデマでしょう。拳銃なんてなくても素手でも相当強くて怖いはず…笑)日本ではNTTドコモレッドハリケーンズでのプレーもありました。
※前回ワールドカップ経験者はデヤハーとエツベツの2名。
次はバックローです。
FL6,7(フランカー)No.8(ナンバーエイト)左上から右下へ
ピーター=ステフ・デュトイ(ストーマーズ/27歳/49 caps)
シヤ・コリシ(主将/ストーマーズ/28歳/42 caps)
クワッガ・スミス(ライオンズ/ヤマハ発動機/26歳/4 caps)
デュアン・フェルミューレン(ブルズ/クボタ/33歳/48 caps)
フランソワ・ロウ(バース/34歳/68 caps)
…凄いメンバー笑 1人ずつ紹介します。
ステフデュトイは所属先のストーマーズではロックもこなす選手で、彼の凄さは直近のNZ代表(オールブラックス)との試合を見ていただければ分かると思います。身長2mで献身的に動き回るプレーは今のボクスには欠かせないでしょう。
対照的にクワッガ・スミスは180cmと小柄なプレーヤーで7人制(ラグビーセブンス)の南アフリカ代表としてもプレーしていました。FWながら俊敏な動きが特徴で、よく解説者も日本の小柄なプレーヤーは彼をお手本にすべきだと言ったりしてますね笑
日本vs世界選抜のメンバーに選ばれたり、日本のヤマハ発動機ジュビロでプレーしたりと何かと日本に縁のある選手で、彼のメンバー入りを素直に喜んでる日本のファンは多いと感じています。かくいう筆者もその1人です笑 おめでとうクワッガ!
シヤ・コリシは南アフリカ代表初の黒人キャプテンという事で注目されていますね。
ペネトレーターとしては勿論、キャプテンシーはボクスを率いるのに相応しいリーダーシップを発揮してくれています。
今年5月に大怪我して出場も危ぶまられましたが、彼が帰ってきてくれたのは嬉しい悲鳴ですね。
フェルミューレンはクボタでもプレーしているベテラン選手で、同じくベテランのフランソワ・ローとNo.8のポジションを任されています。
恐らくエラスマスHCはフェルミューレンを1stチョイスに考えてるんじゃないかな??
2人とも前回のワールドカップに出場してますし、その経験をチームに還元してくれるはずですね。
※前回ワールドカップ経験者はステフデュトイ、コリシ、フェルミューレン、ロウの4名
以上、フォワード17名の紹介でした。
怪我で落選となったワーレン・ホワイトリーとマルセル・クッツェーの2人に関しては本当に残念の一言ですが、順当なメンバーが選ばれたと感じてます。恐らくそれは皆さんも思ってる事でしょう笑
(左が前主将のホワイトリー,右がマルセル・クッツェー)
次回はバックスの紹介をしますね。
ではまた。